【ハゲロンの麻雀講座‗中級】防御強化・赤ドラ牌リーチでの安全牌
こんにちは。
ハゲロンです。
本日から中級です。
ここから少しずつテクニックがマイナーになってきます。
今回は「赤ドラ牌リーチでの安全牌」です。
まあスジや壁より使用頻度は低いですがそれなりによくあることなので知識として知っておきましょう。
結論から言うとなどのいわゆる赤牌と呼ばれる牌で他家がリーチしてきた場合、その周辺の牌は安全牌になりやすいということです。
例えば
こんな感じリーチがかかった場合この辺りの牌は比較的安全牌になります。
それはなぜでしょう?あなたがリーチする側になって考えてみましょう。
例えば
ツモ
この場合、どれを切ってリーチするでしょうか?普通なら言うまでもなくですよね?
逆にいうとでリーチする場合はほとんど場合やみたいな形にはなっていないのです。さらに上の捨て牌の例ではが切られてますよね?なのでこういう形からのリーチもないためは比較的安全ということになります。
因みにこの中で安全率の高い順に並べると
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たぶんこんな感じの順位です。はモロ引っかけなのでこの中では危険度が高いです。逆にとかなら98%くらいの確率で安全牌です。
この状況でが当たり牌になる状況はの形から三暗刻や四暗刻をテンパっている場合か相手がめちゃくちゃ強い人かのどっちかですね。
こんな感じで赤牌のリーチというだけでかなり安牌の情報が落ちてくるのでしっかりと覚えておきましょう。
それでは今回はこの辺で
【ハゲロンの麻雀講座‗初級】防御強化・中張牌(チュンチャンパイ)の早切り
こんにちは
ハゲロンです。
本日はスジ、壁に次ぐ基本防御術の解説をしたいと思います。
他家リーチがかかりスジも壁もない場合に活躍する場面が多いですのしっかり覚えましょう。
さてタイトルにありますように今回は中張牌(チュンチャンパイ)の早切りから安全牌を探すというテーマでやっていくのですが、そもそも中張牌(チュンチャンパイ)って何?から説明します。
説明といってもめちゃ簡単なんですけど
萬子、索子、筒子の二~八までの牌のことですね。
麻雀をやっているとよくこんな場面ってありますよね?
他家捨て牌
現物以外の安全牌がなさそうに感じますよね?
こういう場合は序盤に捨てられている中張牌(チュンチャンパイ)に注目します。
結論から言いますと早めに捨てられている中張牌(チュンチャンパイ)より外側にある数字の牌はかなり安全率が高いです。今回の場合はなのでです。
例えば自分が
ツモ
こんな感じの配牌だった場合、切りますか?
ほとんどの方は切らないと思います。
何となくですがその内使えそうな感じしますよね?
ということは逆に言うと早い段階でのは後になっても使えなさそうと判断された牌ということになるわけです。
例えばこんな感じ
ツモ
この手牌でを引いてもでカバーできるため
このは長く持っているほど後々危険牌になる可能性が高いためよりも先にを捨てたほうがよさそうですよね?
このように先に中張牌(チュンチャンパイ)を切られている場合、切られている理由を探ることで安全牌を察知することができるわけです。
実践でもかなり使える技術であるため、少し意識してみるといいかもしれませんね。
それでは今回はこの辺で
【ハゲロンの麻雀講座‗初級】攻撃強化・何切る問題
こんにちは。
ハゲロンです。
今回は麻雀の何切る問題についてです。
流れ的には前回話した内容の続きと思ってみて頂ければいいかもしれません。
前回の復習になりますが麻雀は自分の巡目毎に定石か分岐点かがある程度決まっており、上級者になればなるほど定石の打ち方での間違いが少ないです。
簡単な例ですがこんな手牌になった場合
ツモ ドラ
大半の方は切りますよね?
こういう基本それしか選択肢に上がらない場合のことを定石と言います。
そして今回お話する何切る問題でよく出題されるのがここで言う分岐点と呼んでいるものになります。
何切る問題にも正解があるものや打ち手のタイプを分けるもの等、様々な問題があるため技術を上げたい場合は自分が求めている問題を見極める必要があります。
それでは何切る問題にはどのような種類があるのかを紹介致します。
①点数の高さか上りまでの早さどちらを取るかを問う問題
例1)東1局 25000点持ち ドラ
ツモ
よく見る一気通貫かピンフの両天秤ですね。こういったどちらを選んでもメリットデメリットがあるものは分岐点に分類され、打ち手の性格などによって捨て牌が変わる正解のない何切る問題になります。
まあ厳密に言うと細かく期待値を出したりすると微差はあるんですけどね。
上の例は極端ですがもう少し難しいものになると
例2)東1局 25000点持ち ドラ
ツモ
こんな感じで少し癖の強い問題とかもあります。
この場合はの四択ですね。一番よさげなのはっぽいですが高得点を狙うなら、出あがりを狙うならでも面白い手ですね。打ち手によって色んな打ち方が想定されるかと思います。
他にも一気通貫か三色の両天秤問題などもあります。
② どの牌を切ると牌効率が最もいいかを問う問題
例)東1局 25000点持ち ドラ
ツモ
一番初めに例で出した答えが決まっている定石に分類される問題を少しだけ難しくしたものが何切る問題に出てくることが多いです。
こういう速さのみを求める問題は受け入れの残り枚数が多いものが正解となります。
今回の場合はが正解です。そこそこ間違いやすい問題で実践でもよく出くわす形なので覚えておきましょう。
牌効率を上げたい方はこういった問題を解いていくことをおすすめします。
③どの待ちが正解かを問う問題
例)
ツモ
清一色などの染め手待ちを問う問題ですね。
どの待ちを捨てると待ちが良いかまたは得点が高いかを問う問題です。
今回の場合はが一番よさげですね。まあこういう問題に関してはじっくり考えれば解ける問題が多いのでそこまで練習の必要はないかと思います。
大きく分けて何切る問題はこの3つです。
練習する場合は問題の意図をくみ取りそれぞれ目的に合った問題かどうかを見極める必要がありますので少し意識してみると面白いかもしれませんね。
それでは今回はこの辺で。
また次回。
【ハゲロンの麻雀講座‗初級】攻撃強化・牌効率
こんにちは。
ハゲロンです。
本日は麻雀における攻撃面のお話をしていきたいと思います。
今回のテーマは「聴牌まで最短ルート行くために必要な基礎知識」の話です。
個人的には麻雀の初心者と上級者の最も大きな差がここにあるのではないかと思っています。
何が違うのかというと聴牌までの速度が全然違います。
麻雀をやっていると「さっき捨てた牌があれば聴牌だった」なんて話はよく聞きますが上級者になればなるほどその回数が少なく初心者の方ほど多いです。
では具体的にどこがどう違うの説明致します。
麻雀は副露(鳴き)がなければ1局ごとに17~18巡自分の番がきてその度自分の手牌14牌の中から1枚捨てます。
ここで問題なのですが14枚の手牌から1枚を選ぶ時の選択肢は14通りあるのでしょうか?ありませんよね?せいぜい4択くらいなもんです。
ですが初心者の方はまずどれを切ればいいのかわからないので選択肢の数が無駄に多くなってしまってるんです。
実際、上級者の方が打つ場合は数順に1回くる分岐点以外はほぼ1本道です。
将棋の定石みたいなものですね。この形ならこれを切るっていうのが麻雀でもあるんです。
では実際に1局やってみましょう。
ネット麻雀のCPU対戦で実践してみます。
東1局 北家 ドラ 1巡目
ツモ
微妙な配牌ですね。でも何となくですがピンフ系に行けそうな感じなんでまずは字牌から処理します。この場合の切る順番は好みです。大差はないですが危険牌になりそうなを先に処理します。
2巡目
ツモ
いい引きですね。が2枚切れたので安パイとして残します。捨て。
3巡目
ツモ
本来なら安パイは1枚残したいですが今回は防御度外視で牌効率のみ追及するためを捨てます。
4巡目
ツモ
さて字牌がなくなりましたね。こうなると少しややこしく見えてきますが実際には1択です。を捨てます。ドラなのではまだ切らないです。
5,6巡目は不要牌で7巡目
ツモ
無事聴牌ですね。おそらくですが今回の局では聴牌まで分岐点はなく1本道でした。
上級者の方が打っても同じような聴牌をしたでしょうが慣れないとここまでの道のりの中でいくつもの選択肢が出て間違った選択肢を選んでしまい聴牌が遅れることに繋がります。
麻雀は早く上がった人の勝ちとなるゲームですので早く聴牌することは麻雀の強さに直結してきます。なので如何にミスなく聴牌までのルートを進めるかが脱初心者の第一歩となるわけです。
点数の高さを考えるのはその次の段階なのでまずは早く聴牌できるようにしていきましょう。
因みに上記の実践中に「上級者の方が打っても同じような聴牌をした」とありますが上級者の方が今回迷う場合は聴牌後の対応です。
捨て
この手でリーチにいくのか、ダマで手替わりを待つのか。
このようにどっちに行ってもミスをする可能性がある場合のことを今回は分岐点と呼んでいます。今回は聴牌時に分岐点がきましたが、実際はイーシャンテン、リャンシャンテン辺りで分岐点が来ることが多いです。
この分岐点での選択が運に大きく作用するポイントであり、その他の部分では運の作用は小さいです。
麻雀でよくある何切る問題はまさに分岐点を示した問題なのでこちらは練習することもできますが、今回お話した分岐点に行くまでの間違いを少なくすることも重要ですので少し意識してみるといいかもしれませんね。
今回の話は以上になります。
それではまた次回
【ハゲロンの麻雀講座‗初級】防御強化・壁
こんにちは。
ハゲロンです。
本日は麻雀防御術の基礎その2「壁」についてお話していきたいと思います。
こちらもかなりポピュラーな防御術ですがスジと同じく実践で使用することも多いのでしっかりマスターしましょう。
まず壁とはどういうものかについてですが
例えば
こんな感じの手牌だった場合4枚あるのことを壁と言います。
4枚あるから壁です。そのまんまですね。
この壁を利用して安全な牌を見極めようというのが今回のテーマです。
ではどういう牌がどういう理屈で安全になるのか?
今回の例の場合、壁はでした。
もうお分かりの方もいると思いますがこの時の安全な牌はになります。
麻雀は全ての牌が4枚ずつで構成されているので現状全ての牌を自分が持っていることになります。すなわち他家はでのリーチが打てないということになりますよね。
麻雀では両面待ちが有利という話を前回の「スジ」の時にしましたが理屈はそれと一緒です。
今回の例では手牌に4枚のがありましたが自分で持っていなくても、自分目線で4枚見えてれば壁として有効になります。
例えば、自分が2枚持ってて、2枚は捨てられている場合や自分が1枚持ってて、誰かがその牌をポンしてる場合なども壁として有効です。
また壁は4枚がベストですが3枚でもそれなりの安全牌になります。
壁があった場合に安全になる牌は以下になります。(種類は何でもいいです)
壁 安全牌
壁 安全牌
壁 安全牌
壁 安全牌
壁 安全牌
壁 安全牌
端にあるや真ん中にあるは単体では壁としては使用できませんが、
例えばとが壁として4枚ずつ見えている状態ならは両面待ちにできないので安全牌と言えたりします。
さらに応用すると壁はスジと掛け合わせることができます。
最初に例に出した手牌を見てみましょう。
本来この手牌にあるはを持っての待ちの懸念があるため安全牌とは言えません。
ただしもしリーチ者がを通していた場合はスジでの可能性がなくなり壁での可能性もなくなるための安全率も高くなるというわけです。
基本的に安全牌になりやすいのはですが条件さえそろえばも安全牌として活用できます。
壁の話は以上になります。
私個人の感覚ですが麻雀で降りるときに使用する防御術の6,7割はスジと壁です。
次回は少し攻撃方面のお話をしますがこれらをマスターすれば初心者は卒業だと思っていますので是非読んで頂けたらなと思います。
それでは今回はこの辺で。
【ハゲロンの麻雀講座‗初級】防御強化・スジ
こんにちは
ハゲロンです。
今日からは実際に実践で使えるテクニックをご紹介していきます。
めちゃめちゃ基礎からやりますが大切なのでしっかりマスターしま
本日は麻雀における防御術の基礎、スジのお話です。
聞いたことくらいはあるんじゃないかと思いますがスジとは「
、、
こういうやつですね。このスジのシステムを理解することにより麻雀の防御力を上げていきましょう。
麻雀の基礎中の基礎にして最重要防御術です。
だいたいの方は知ってると思いますが超簡単に説明すると他家からリーチがかかった時、リーチ者に対して4,5,6(種類はなんでもいい)が通っているならそれらのスジにあたる牌は比較的通りやすいということです。この4,5,6のスジを表スジと言います。
例:リーチ者の捨て牌が
こんな感じになっていた場合、の表スジにあたる、とはリーチ者に対して比較的安全な牌となるわけです。
ではなぜそれが安全なのか?そのロジックを説明します。
まず麻雀というゲームの上りの形は国士無双を除けば全部で5パターンしかありません。3面待ちや変則待ち等もこの5パターンの組み合わせからなります。
また各牌はそれぞれ4枚ずつしかないため各パターンの待ち方をした場合の待ちの最大数量も違います。
1、両面 (待ちの数量8枚)
2、カンチャン (待ちの数量4枚)
3、ペンチャン (待ちの数量4枚)
4、シャボン (待ちの数量4枚)
5、単騎 (待ちの数量3枚)
両面の枚数が圧倒的に多いですよね。実際の麻雀でも他の待ちに比べて両面待ちは圧倒的に上がりやすいです。表スジが比較的安パイといわれる所以はこの両面待ちの可能性が消せるからです。
先ほどと同じ捨て牌で例えると
が捨てられているので、やの待ちを警戒する必要がなくなります。
従っての表スジにあたる、とは比較的安全な牌といえるわけです。
さらに言えばの場合はカンチャン待ちやペンチャン待ちの可能性もないため、その分よりも安全といえますね。
因みに捨て牌にあるに対してはスジにあたりますがこれは普通に危険牌です。何となく察しはつくと思いますがという可能性がありますのであくまで4,5,6が捨ててあった場合のスジが安全であるということを覚えておきましょう。
ただし捨て牌の中にとがある場合、こちらは表スジと同じように扱うことができます。この、、みたいな形に対する、、、のことを中スジと言います。
最後に表スジに対する注意点があるので説明致します。
先ほどの捨て牌からに対する表スジの話をして参りましたが
捨て牌:
このに対してとは表スジにならないのか?と感じた方もおられるかもしれません。結論はこれも表スジになります。
しかしリーチ牌が4,5,6だった場合は通常の表スジより安全度が下がります。
なぜか?
局数を重ねると下記のようなイーシャンテンをよく見かけるかと思います。
もうお分かりかと思いますがを引いてリーチをする場合、切りでスジ引っかけリーチをすることが多いからです。この状態のことをモロ引っかけなんて呼んだりしますが、稀に中級者の方でも通常の表スジよりこちらの方が安全になると勘違いしてる場合があるので注意しましょう。
スジによる説明は以上になります。
スジ関係のお話では裏筋や跨ぎスジなどがありますがこちらは安全な牌を見極めるやり方ではなく危険な牌を見極めるやり方で、全く別の説明になってしまうのでそちらの説明はまた後日にさせて頂きます。
次回は麻雀防御術の基礎その2である壁について説明致します。
それで本日はこの辺で
【ハゲロンの麻雀講座‗序章2】階級の定義と目指すべき到達点
こんにちは。
ハゲロンです。
前回麻雀の強さについての自論を述べさせて頂きましたが今回はこのブログに今後出てくる強さの階級の定義とこのブログで目指すべき到達点についてお話ししたいと思います。
このブログでは初心者から中級者に向けて今後麻雀のテクニックを紹介していく訳ですが、どこまでが初心者?どこからが中級者?というのを一旦明確にしておきたいと思います。
という事でこのブログでの階級の定義は以下のようにしたいと思います。
※基本的なルールは把握している前提です。
初心者・・・基本防御はノーガード。他家からリーチが来てもとりあえず自分の手を完成させる為に突き進む。しかし牌効率の良し悪しがわからないため聴牌までは遅い。
フリー雀荘には行けないレベルです。
中級者・・・先制リーチが出来ない場合はベタオリが多い。おりるための知識が少ないため回し打ちが出来ない。牌効率は基本的には問題なく聴牌に向かえるが凡ミスも多い。
フリー雀荘では基本的にカモられます。
上級者・・・他家からリーチがかかってもある程度まで回してあがりへ向かう事が出来る。牌効率も良くミスも少なく聴牌まで向かえる。
フリー雀荘にいる人達は基本的にほぼ全員上級者以上です。
特上級者・・・状況により様々なテクニックを使い分け勝率を上げる。基本スペックは上級者と相違ないが普通の上級者より3、4位の比率が低く1、2の比率が高い。
フリー雀荘に行くとそこそこいる。
如何でしょうか?自分の今の立ち位置を把握して頂けると幸いです。
因みに世間一般でいうところの「プロ」と呼ばれる人たちの階級は「上級者以上」です。「特上級者」ではありません。
なので適当なフリー雀荘にいる人からランダムに選んでプロと対局しても普通に勝てます。
麻雀のプロというのは実はそれくらいのレベルなんです。
という訳でこのブログで目指す最終到達点は「上級者」です。誰と対局してもそこそこいい勝負が出来るくらいのレベルを目指そうかと思います。
なぜ特上級者を目指さないの?というと特上級者は上級者になった方々が「自分なりの強さ」を見つけてなっていくものだからです。
ここからどう工夫して勝率を上げるかは打ち手の性格にもよりますので自分で考えた方が良いです。
それでは次回から実際に使うテクニックを紹介していきます。
今回はこの辺で。